シャケトラ:安楽死処分
シャケトラが17日、安楽死の処置をなったとのこと。
調教中に骨折ということで、天皇賞・春(京都競馬場)の出走ができなくなった。
角居調教師談:
第1指骨の開放骨折及び種子骨の複雑骨折のため。角居師は「獣医から安楽死という判断を受けました。
元々、骨折して1年待って使った馬。
状態が良かっただけに、そこに負担がかかったのではないか。残念です
とのこと。
シャケトラ:G1制覇・天皇賞制覇の夢叶わず
今年の春の天皇賞、注目はそうシャケトラであった。
1年1カ月の長期休養明けとなったAJCC・G2で7番人気を覆し勝利!
これには驚きました。
さらに阪神大賞典も1番人気に応え圧勝し重賞連勝
天皇賞・春の主役へと躍りました。
第60回アメリカジョッキーC(G2)
このレース2017年の有馬記念(G1)記念以来の1年1ヶ月ぶり。
頭数は11頭ということであるが、
菊花賞馬:フィエールマン(1.7倍)
中山巧者:ジェネラーレウーノ(朝日セントライト記念・京成杯)
昨年の覇者:ダンビュライト
サクラアンプルール、メートルダールなど、粒は揃っている中、直線力強くフィエールマンに頭差勝利。
このとき私は、完全にノーマークでした。
第67回阪神大賞典(G2)
アメリカジョッキーCの次走は、第67回阪神大賞典(G2)。
メンバー的には、
ステイヤーズS(G2)で重賞初勝利をしたリッジマン。
コルコバード、アドマイヤエイカン、ヴォージュ、カフジプリンスなので、手薄のメンバー。
単勝2.2倍の人気でした。
シャケトラ自体は、距離延長を苦にしないタイプなので、あっさりここを5馬身差で勝利。
シャケトラ
2019 阪神大賞典(GⅡ) pic.twitter.com/Tz92hyWVbX— 競馬動画集 (@_Keiba_Movie) 2019年4月17日
シャケトラのいない春の天皇賞は?
この段階で、今年の春の天皇賞の主役候補に名乗りを上げただけで、今回の訃報は非常に残念ですね。
春の天皇賞:出走予定馬: 特別登録馬
ちなみに、現状出走を表明している馬は
- エタリオウ
- カフジプリンス
- クリンチャー
- グローリーヴェイズ
- ケントオー
- チェスナットコート
- パフォーマプロミス
- フィエールマン
- プリンスオブペスカ
- メイショウテッコン
- ユーキャンスマイル
- リッジマン
- ロードヴァンドール
- ヴォージュ
こん中から
- 日経賞の2着のエタリオウ
- 長距離適正の高いカフジプリンス
- 日経新春杯を勝ったグローリーヴェイズ
- AJCCでシャケトラと接近戦を演じたフィエールマン
- 日経賞を逃げ切ったメイショウテッコン
- ダイヤモンドSを勝ったユーキャンスマイル
が人気となりそうですね。
いちよ予想
現状の登録馬で予想をしてみると
エタリオウ・フィエールマンが人気を二分する形ですかね。
2頭であれば、斤量増を考えるとエタリオウを少し軽視したい。
本命にするならパフォーマプロミス。
人気はないと思いますが、距離延長がプラス。
メイショウテッコンが逃げるのは見えているのと、スローの上がり勝負には向いていないだけに3コーナーからのスタミナ戦にもっていきたいクチ。
パフォーマプロミスも、長く脚を使うタイプだけに、この馬に助けらる可能性もある。
シャケトラ:まとめ
血統
父:マンハッタンカフェ
母:サマーハ
馬名の由来
馬名の意味は「イタリアの幻のデザートワイン」
プロフィール
2013年3月17日に北海道安平町のノーザンファームで誕生。
2014年のセレクトセール1歳馬市場に上場され、金子真人によって4900万円(税抜)で落札。
栗東・角居勝彦厩舎に入厩。
デビュー東京優駿も終了した後の3歳6月の未勝利戦でようやく初出走・初勝利を挙げる。
その後、2戦目の美濃特別(500万下)は3着に破れたが、続く500万下、境港特別(1000万下)を連勝して3歳時を4戦3勝で終える。
2017年は格上挑戦となった日経新春杯でミッキーロケットにハナ差の2着に好走。
続く日経賞にはテン乗りの田辺裕信とのコンビで出走し、直線で粘リ込みを図るミライヘノツバサを差し切ってキャリア6戦目での重賞初制覇。
【この馬の馬券のポイント】
- 距離延長を苦にしない馬
- 休み明けを苦にしない馬
引用:netkeiba