天皇賞・春は、ワールドプレミア勝利で終わりました。
福永祐一騎手は、天皇賞・春、初勝利。
父の福永洋一元騎手は
- 1976年天皇賞・春をエリモジョージ
- 1972年天皇賞・秋はヤマニンウエーブ
で制しており、
祐一ジョッキーは
2013年の天皇賞・秋をジャスタウェイ
今回のワールドプレミアの勝利で、
春と秋の天皇賞を親子で制したことになった。
とはいえ、なんともモヤモヤした感情が残る天皇賞・春であった。
持続化給付金申請・受給
厩舎関係者の持続化給付金申請・受給に関しては、
不正ではなく、不適切ということになっており、
それに関係しているといわれているのが、ワールドプレミアの馬主でもある税理士法人の代表者:大塚亮一。
いちよ、JRAは、
厩舎関係者の持続化給付金申請・受給に係る検証結果と受給者等に対する処分等
https://jra.jp/news/202104/041004.html
という形で、聞き取りや処分を発表しているが、個人的に甘いように思う。
というのも、
持続化給付金申請は建付け上、
前年の給料と比較的して、コロナで下がった月があれば、それに対して受給できるものというものだが、
という部分がはっきりしていない。
例えば、個人事業主が、悪意を持って持続化給付金申請しようとした場合、
- 前年の*月の売り上げ
- 今年の*月の売り上げ
の差をつけるために、請求書の発行を1か月ずらすことでカモフラージュすることができる。
もし、これを競馬を行うとすると・・・。
わざと負けて賞金が入ってこないようにする。
勝てない状態で出走させる。
故意に馬を傷つけ、放牧に戻ず
ということも、穿った見方としてできなくはない。
もちろん、そんなことはないと思うが、
どうような形で、実際に申請を行い、
- その申請内容が、どこまでグレーなのか?
- その指南は、どこまでグレーなのか?
突っ込んだ調査が行われたのか?
本来、不適正受給だとは言え、
関係者の名前を上げないのもどうかと思うが・・・。。
今回のワールドプレミア勝利で
また、この件が表面化すると思うが、
筆者としては、
指南したといわれる大塚亮一氏は自身で馬主資格を返上したほうがいいように思う。
というか、
競馬会以外でも、基本的にあの手この手で行っているだろうから、
そっちで忙しいかもしれませんし、それをJRA側も待っているのかもしれません。