【ダービー回顧】 これも競馬

ノリさん
すごい!の一言です。
ワンアンドオンリーにあの乗られ方をされては、予想もなにもありません。

ワンアンドオンリーを軽視した私としては、予想は間違っていないとは思っていますが、あの競馬を本番でされたら文句ありません。

東京の馬場は、内、先行有利であったことは間違いありません。
エキマエが逃げるとしても、ハイペースは考えにくい。
早めの仕掛けから自力勝負にするか?直線まで我慢の切れ味勝負にするか?
これが戦前の見解であり、仮にあのポジションを取りたいとは思っても、馬のキャラからは想像がつきませんでした。

ノリさんの騎乗は神がかりと言っていいだろう。
作戦がどの段階で決定されていたかわからないが、仮にワンアンドオンリーが負けていれば、乗りかたについて叩かれていたは明白だろう。

ただ、もう一人同じ思いを持っていたが、トーセンスターダムの武豊ということだ。
外枠からサァ~っと2番手をキープ。
エキマエの中止で状況は変わったり、直線脚がなくなりラチにぶつかったりと結果は出なかったが、改めて豊ジョッキーにもすごさを感じずにはいられない。

イスラボニータの蛯名ジョッキーも最善を尽くした。
展開に関してもスタミナを要求されないレースだったとはいえるが、自分のレースをして負けたのは悔いがないだろう。

川田ジョッキーは、完全に星回りに見放されている感じ。
先週もそうだが、今週も淡白な騎乗となってしまった。

今年のダービーに関しては
なんとなくダービーの実感がなく、ワンアンドオンリーを本命にした人もなんとなく喜べなかったという人もいるかもしれない。
レースラップから見ると、エキマエが中止したということもあるが、13.6という数字が計時され、多くの馬が消化不良の感もある。

もちろん、これが競馬であり、それに上手くはまったのがワンアンドオンリーであり、それは横山典さんの腕そのものということだろう。

馬場読みの難しかった今週の東京芝。
来週の安田記念も馬場読みには苦労しそうだ。
開幕週の阪神狙いが賢明だろう・・・。

タイトルとURLをコピーしました