札幌・函館、ダートでも穴馬:チーフベアハート死亡

日本軽種馬協会静内種馬場で繋養していたチーフベアハート(牡19歳 父チーフズクラウン 母アメリアベアハート)が、急性心不全のため死亡した。

4月の上旬から体調が悪く、治療に専念されていたらしい。
 
1999年に種牡馬入り、JRA最優秀2歳牡馬マイネルレコルト、春の天皇賞を制したマイネルキッツ、短距離戦線で活躍したビービーガルダン、JRA最優秀障害馬メルシーエイタイムなど国内では2003年より10年連続で重賞勝ち馬が誕生し、14頭が重賞21勝をあげるなど多くの活躍馬を輩出。
 
個人的には、ダンチヒの血を受け継いでいるということでパワー系の芝、特に北海道シリーズではかなり穴馬にピックアップさせていただいた。
今年は、全般的に札幌、函館の馬場がよかったため、穴馬として扱いではなく、本命馬としての扱いの方が多かったが、かなり適性に偏りのあった馬であった。
 

現役時代、唯一日本で走ったジャパンカップ(エルコンドルパサーの4着)は、現地東京競馬場に行っていたことを思い出した。
 
種牡馬として大成功とはいかないが、スプリンター(ビービーガルダン)からステイヤー(マイネルキッツ)まで、幅広いカテゴリで活躍馬を出し、渋い血統ながら活躍したチーフベアハート。

今週、オールカマーにマイネルキッツが出走します。

はたして、父にもう1つ勲章をプレゼントできるだろうか?

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