3冠馬の前哨戦

昨年アパパネが、牝馬三冠を達成した。
私の中では、その3冠をかけた前哨戦、ローズSは、思い出の1つである。
193,040円の配当を200円購入し、最終レースでも247,130円の配当をゲット。

済州島に旅行中であったが、かなり楽しい旅行となったことを覚えている。

そのローズステークス。
大本命のアパパネが4着に沈み、高配当となったわけだが、
同じように、前哨戦のローズステークスで馬券にからむことができず、3冠を達成した牝馬がスティルインラブである。

母父ロベルトに、父サンデーサイレンスというヘイルトゥーリーズン(Hail to Reason) の 3 x 3 という血統。
新馬を楽勝し、紅梅Sでもきっちり差し切りクラッシク候補に。
断然人気のチューリップ賞は、オースミハルカ に足元をすくわれる。
(アパパネも同じように、チューリップ賞を落としている。)

そして、迎えた桜花賞。
ここで初めて、今後戦友となる最強ライバル:アドマイヤグルーヴ と戦うことになる。
男馬相手の若葉Sを勝ち、3戦3勝でこの舞台にきたAグルーヴ。母は名牝エアグルーヴ。もちろん、1番人気。
スティルインラブは、僅差の2番人気。
レースは、好スタートを切ったスティルインラブとは対象に アドマイヤグルーヴが出遅れ。
スティルインラブが先行押切の形で1冠をゲット。強烈な脚で追い込むもアドマイアは3着まで。

2冠目のオークスの記念馬券。

桜花賞の最後の脚、母エアグルーヴ、祖母ダイナカール との3代制覇も期待されたアドマイヤグルーヴが今回は断然の1.7倍の1番人気。
桜花賞を制したスティルインラブは離された5.6倍の2番人気。
2歳時絶対王者ピースオブワールドが怪我から復帰し出走;3番人気。
レースは、有力馬は中団以降に構え、スティルインラブが9番手、出遅れたアドマイヤグルーヴは後方から。
力強く抜け出したスティルインラブは、最速の上りで、そのまま他馬を圧倒し快勝。
2着は、先行からキレを見せたチューニー。
アドマイヤグルーヴは、大外から延びるも位置取りが悪く7着。

ご存知の通り、スティルインラブは、そのあとの秋華賞も勝ち、3冠を達成。
3歳以降は、燃え尽きたかのように精彩を欠き、府中牝馬Sを最後に引退。
繁殖にあがり、キングカメハメハを父とする牡馬を出産するも、翌年、、「腸重積」で死亡。

ダート寄りの産駒が多かったかもしれないが、もう少し産駒を見たかった。
残念である。

今週は、3冠をかけたアパパネ、、スティルインラブが、前哨戦として、馬券に絡むことすらできなかったローズS。
今年は、春に2冠をした牝馬はいないが、桜花賞を制したマルセリーナ、オークスを制したエリンコート、いつG1を勝ってもおかしくないホエールキャプチャなど、トップレベルの馬が出走を予定している。
個人的には、穴人気になるだろうが、上り馬キョウワジャンヌ、ビッグスマイルが、どんなレースをするか?楽しみである。

とはいえ、ドナウブルーかマイネイサベルに重い印を打つ予定だ。

タイトルとURLをコピーしました