セイウンスカイ

徳吉孝士といえば、セイウンスカイ だろう。
デビュー戦、ジュニアカップ、弥生賞と手綱をとり、皐月賞以降他のジョッキーに譲ることになったが、主戦ジョッキーと言ってもいいだろう。

デビュー戦、ジュニアカップと逃げて最速の脚を使い快勝。
弥生賞もスペシャルウィーク には差されたが、他馬に脚を使わせキングヘイローに4馬身差をつけての2着。
皐月賞は、横山典にジョッキーが変わり、スペシャルウィークに1番人気の座は譲ったが、早め先行で他馬の追い込みをしのぎ、見事G1制覇。

サンデーサイレンス全盛期で、クラッシクを勝つのは、サンデー産駒と決まっていた時代、セイウンスカイの父はシェリフズスター 、母シスターミル 、母父ミルジョージ  という血統。
決して、ファッショナブルな血統ではない。

しかし、芦毛特有というか(?)、スピードとスタミナを兼ね添えた爆発的なパフォーマンスには驚かされた。

ダービーは馬場と展開が合わず、4着に沈んだが、ひと夏を越しさらに成長を見せ、秋初戦;京都大賞典(G2)で古馬を撃破。
その勢いで菊花賞へ。

今回は、その記念馬券。
スペシャルウィークが1番人気。
セイウンは2番人気。
3強のもう一頭キングヘイロー が3番人気。

場所は京都、馬場は超良馬場。
スタートから軽快に逃げるセイウンスカイ。
そのまま、2番手以降に差をつけ直線へ。
直線は他馬に影を踏ませず、4馬身ほどスペシャルに差をつけてゴールイン。
2冠達成。

その後、G1を勝つことはできなかったが、天皇賞(春)を最後に引退。
種牡馬生活となったが、産駒に恵まれず、2011年8月16日に心臓発作のため死亡した。

1000万クラスで彼の産駒:マイヨール が頑張っている。

応援していきたいと思う。

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