最近の馬場予想に思うこと

久しぶりにじっくりコラム書きます。

私の予想は、強烈に穴予想が基本です。
それを狙い続けます。

たとえば、
先週土曜日の小倉の芝
前走ダート馬を積極的に指名しました。
結果的に、指名とは別の前走ダート戦を使っていた馬が来ましたが、考え方としては間違っていなかったと思います。

それと同時に、小倉のこれまでの傾向を見ると、サクラバクシンオー産駒、サンデーサイレンスの孫たちがよく馬券に絡みます。
そんな馬、たくさん出ていると言われれば、それまでですが、人気馬がその血を持っていなければ、消し要素とまで思っています。

特にサクラバクシンオーに関しては1200mではなく、1800mあたりでよく穴を出していました。
また、SS産駒は、王道のSS産駒ではなく、ジリッポイ馬が狙いでした。

あくまでも、私が狙い続けた予想スタイルの1つですが、
ここに関しては私は、少し疑問を持ちながら予想をしています。

このところの馬場の作りですが、技術の進歩と人の手を介して、フラットな馬場を維持しようする力が加わっています。

その昔の馬場造園課の目標は、1年中緑の芝を!でした。
そして、技術革新のもと今に至っているのですが、競馬予想をする身としては、時が経てば馬場は自然に傷んできて、内側を傷みだすのは当たり前です。
外差が決まり出すと、先行馬はスローペースに落とし、後から来る馬への対処をします。それが基本でした。

しかし、今の馬場、その痛み方の進みが、とりあえず、開催中は持たせようという意思のもと、人の手を加えることで操作されています。

本来は、その考えが正しいのかもしれません。
馬場を管理する仕事をしている以上、馬場をほったらかしにして、これが自然だ!とは言えないでしょうから・・・。

とはいえ、別に危険な事故になるわけでもない馬場の状態に人の手を加えるというのは、若干、違和感があります。

ということで、
今まで、開催後半に突如として穴を出していた血統達の出番がなくなり、穴予想を血統で行っていた人たちの醍醐味が減るでしょう。

そのことを考えると
予想のスタイルを変更する時期にも来ているかもしれません。
私は、本来血統予想家ではありません。どちらかと言えばローテーションが基本です。
このところは、血統的な要素を重視して予想に変えています。

今年の3歳のディープインパクトは、まだ、重賞を勝っていません。
それも、この馬場操作の1つかもしれません。

先週の京都最終週、本来であれば、外差の馬場に移行してくるはずです。
しかし、内からでも競馬になりましたし、先々週以上に内有利だったかもしれません。

ということで、
血統的な要素もしっかり、頭に入れて予想することが必要になってきていると思います。

厳密に言うと、血統と適性と言うことかもしれません。

今週も小倉はあります。
どんな馬場になるかわかりません。
血統適性もわかりません。

とはいえ、適性という部分で、馬場差がなくなりつつあるわけですから、適性というものは重視していいと思います。
中団からプチまくりタイプの”小倉巧者”を狙えばいいと思っています。

大体、そんな馬は人気になるでしょうけど・・・・・。

中山・阪神も開幕なので勝負はそっちですかね。

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